前回の記事で、我が家は収入を最大化するために、家事タスクを徹底的に削ぎ落としているというお話をしました。
我が家の投資戦略もこの考え方と全く同じです。
高配当株の分析に夜な夜な時間を費やしたり、複雑なポートフォリオを組んでリバランスに悩んだりといった投資の管理タスクは、我が家には一切ありません。
投資も暮らしや家事と同じく、徹底的にミニマル。今回は、30代で資産7000万円超えのサラリーマン夫婦である我が家が実践しているシンプルすぎる投資戦略と、その根底にある私の投資の軸について後悔します。
我が家の投資先はS&P500とオルカンだけ
我が家が投資しているのは、王道中の王道であるeMAXIS Slim米国株式(S&P500)全米株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の2つだけです。
元々はアメリカの投資可能市場を100%丸ごとカバーする全米株式一本で全力投資をしていたのですが、「もし米国経済が大きく傾いたときに備えて…」というほんの少しのリスクマネジメントのつもりで、現在はオルカンへの積立にシフトしています。
ただ、正直なところ、ぶっちゃけどっちでもいいと思っています(笑)
今の時代、米国が傾けば全世界の経済が連動して連鎖的に傾く可能性が極めて高いからです。だからオルカンと全米株式のどちらが優れているかに考える時間を使わず、毎月淡々と自動積み立ての設定を維持しています。
私の投資の軸を作った神様の言葉と苦い失敗
私がここまでインデックス投資一本に絞り、ブレずにいられるのには、過去にデイトレで大失敗した経験と、徹底的な情報収集による「確固たる軸」があるからです。
① 投資の神様、ウォーレン・バフェットの遺言
私がインデックス投資に興味を持ったきっかけは、投資の神様ウォーレン・バフェットの著書でした。そこには、彼が亡くなった後の妻への遺言として「資産の90%をS&P500(米国の主要500社)に投資せよ」と書かれていたのです。
「あの世界のトップ投資家が米国株をそこまで推すなら、間違いなくアメリカへの投資が王道だ」と衝撃を受けました。
② デイトレでコテンパンにやられた過去
実はインデックスに辿り着く前、少しだけデイトレード(短期売買)をやっていた時期があります。結果は、見事にコテンパン(笑)画面に張り付いて精神をすり減らした挙句、1ヶ月余りで35万円の損失を出す苦い経験を通して、「短期的な売買で利益を出すのは私には不可能」と身をもって肌で感じました。
③ 本を読み漁って見つけた最強の答え
そこから悔しくてインデックス投資に関する本を読み漁り、ネットでも情報収集を徹底的に行いました。そこで導き出した答えがこれです。
- プロの格付けを狙う個別株より、市場全体に投資するのが最も強い
- 何度も売り買いを繰り返すより、一度買って気絶したように保持し続ける(バイ・アンド・ホールド)こそが最も確実に資産を増やす
この2つの真理が、今の私のブレない投資の軸になっています。
投資を極限までシンプルにする3つの合理的理由
我が家は投資の手間を極限まで削ぎ落としています。そのメリットは以下の3つです。
1. 投資の「管理タスク(脳のメモリ)」をゼロにするため
投資の銘柄を増やすと、日々のニュースや相場の乱高下に一喜一憂し、情報収集に時間を奪われるようになります。それは我が家にとって、大きな家事タスクを1つ増やしてしまうのと同じこと。投資に使う時間をゼロにすることで、私たちは日々の暮らしや子育て、そして本業に100%集中できています。
2. 利回りを1%上げるより「入金力」を鍛える方が圧倒的に早いから
資産形成の公式は【(収入ー支出)×運用利回り】です。
投資の利回りをあと1%上げようと躍起になってチャートを分析するくらいなら、本業で圧倒的な成果を出して昇格し、元手となる入金力をバグらせる方が確実で爆速です。我が家は、投資の利回りではなく、自分たちの稼ぐ力を最大化することにリソースを集中しています。
3. 暴落時にも心が1ミリもブレないから
複雑なことをしないことこそが、長期投資を途中で挫折せず、確実に成功させる一番の秘訣です。市場全体がドカンと下がったときも、過去のデータと世界経済の成長を信じて、これまで通り放置して待つだけ。迷いは一切ありません。
まとめ:投資を暇にし、入金力に集中する
我が家の投資ルール、いかがでしたでしょうか。
世の中にはいろんな投資法が溢れていますが、大切なのは投資でハラハラすることではなく、自分たちの人生を豊かにすることのはず。
暮らしをシンプルにし、家事を仕組み化し、投資の手間をゼロにする。そうして浮いたすべての時間とエネルギーを仕事(本業)に全振りして、稼ぐ力を最大化させる。
この一貫したサイクルがあるからこそ、私たちは迷いなく、最速で自由(FIRE)に向かって進むことができています。
投資の管理に疲れてしまっている方、もっと本業で突き抜けたい方は、ぜひ一度、投資のミニマリズムを試してみてはいかがでしょうか?

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